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2012.01.16 (Mon)

とっくに明けましたおめでとうございました

 もはや年始の挨拶どころか寒中見舞いの時期になってしまいましたが、皆様お久しぶりです。
 長い間放置状態になってしまっていたので、せめてお土産に初詣SSでも、と思っていたのですが、SSが中々書きあがらないままお正月を二週間も過ぎてしまいました(汗
ということで、とりあえず時期はずれも良いとこな別のSSをお土産にし、先にご挨拶をと思い投稿した次第です。
 あ、ちなみに上記のSSというのは、(ハヤテの)サイドストーリー(二次創作)のほうではなく、(オリジナルの)ショートストーリーあるいはショートショートといった感じです。
 そのあたりは、記事の「続きから」で近況報告を兼ねて書こうかと。
 それでは皆様、今年も少ない更新かとは思いますが、よろしくお願いいたします。
 (↓続きより、近況報告&初詣ではないほうのSS)

【More・・・】

というわけで近況報告でも。
SSは最後に載せときますね。

・全体
 良くも悪くもリアルのほうが忙しいといいますか。良い言い方をすれば多分充実しているということなのかもしれません(笑)
 そのような感じなので、ネットへの書き込みは激減していても元気でやっています。

・ハヤテ他マンガ等の話
 半年くらい、サンデーとジャンプを積んでいます^^; 特に好きな幾つかの作品だけは先に読んでいますが。
 サンデーは、ハヤテと神のみがその「先に読む作品」にあたるのですが、実はそれさえもここ1、2ヶ月積んでるので、近いうちに消化しようと思ってます。
 とりあえず、ルカちゃん可愛いよルカちゃん!
 で、単行本のほうも2巻ずつくらい積んでありますが、しっかり特典付き初版を確保しています。

 ライトノベルに関しても、バカテスやはがないなど、各数巻ずつくらい溜まっているので消化したいです。
 まさか一度積んだ本類を消化するのがこれほど億劫だとは、とちょっとびっくりしています。

・最近やっていること
 で、プライベートの時間何をやっているかと言いますと、昨年末頃からまた小説を書き始めてます。
 勿論、他にも色々とやってることはありますけどね。
 年末あたり、やっと時間も出来てきて久しぶりにチャットをしたのですが、そこでシチュエーションの話になりまして。例えば、「スポーツドリンク渡すのとか良くない?」みたいな。それで書いたのが、これから掲載するSS(ショートショート)なわけです。
 そこからどうも、ちょっとニヤニヤする感じのが書きたくなって、自給自足したり、他の方に読んでいただいたり、他の方の作品を読ませていただいたり、といった状況です。
 もしもある程度短編の数が揃えば、小説投稿サイトに短編集として載せてみようかな、なんて考えたりしなくもないのですが。
 しかしまあ、ハヤテSS書いてた頃は甘さ控えめだったのですが、いざオリジナル書き始めたら書く度に甘くなってて自分で恥ずかしいです。「夜中にしたためたラブレターを翌朝読んで恥ずかしくなる」って、「バナナの皮で滑って転ぶ」みたいに「ベタではあるけど実際あまりないもの」だと思っていましたが、ラブレターをSSに置き換えるとあら不思議。
 あ、今回載せるのは一作目でそんな甘くないです(笑)

○SS
 それでは、お土産代わりにSSを載せておきます。初詣SSが書きあがってないので、代わりのこちらは時期はずれも良いところですが。
 ちなみに、最近は雑記ばかりとはいえ一応ハヤテブログですので、オリジナルの作品はそのうち消すかもしれません。


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『汗と笑顔とスポーツドリンク』

 夏休みにもなると、いよいよ暑さは洒落じゃなくなってくる。それはそうだ。暑さで勉強に身が入らないからこそ、夏休みがあるのだから。
 しかし、授業はなくても部活がある。この時期ほど、陸上部を選んだことを後悔する時期はない。
 「……暑い」
 「……暑いな」
 「…………暑いっす」
 この強烈な日差しの中、部員の半数以上はだれ切っていた。
 つい先日、3年生の先輩たちが夏の大会を終え引退したためか、部員のモチベーションは下がっていた。元々、先輩たちも健闘はしたもののインターハイまで勝ち進めるようなレベルの部活ではない。良い言い方をすればアットホームな我が部は、最上級生の目がなくなったことでより緩さに拍車が掛かっているようだ。
 「先パイ、オレまじで熱射病になりそうっす」
 「……そうだな。よし、各自休憩取りたい奴は取ってOK!」
 先日役目を引き継いだ部長が英断を下す。
 適度な休息もアスリートには大事なことだ。
 「んじゃ、俺も休憩するかな。部長は皆のお手本として頑張れよ」
 「お前、こういう時だけ部長って呼びやがって」
 「頑張れよー」
 我らが部長様の抗議を遮り、グラウンドの外へと向かう。部長様とエース達は頑張って練習を続けることだろう。主戦力とはいかない俺は、校舎近くの木陰で一息つくことにする。

 「あー、木陰は良いねー」
 クーラーのような冷たさでなく、自然な涼しさが熱く火照った体を優しくクールダウンさせてくれる。
 思わず目を瞑り、微かな風に揺れる葉の音に耳を済ませたくなる。
 「よっ、何おじいさんみたいなこと言ってんの」
 そんな穏やかなひと時に、声が掛かる。目を開けると、逆光の中で俺を見下ろす人物が一人。
 こちらを見る笑顔が眩しい。太陽の光で、物理的に。
 「これはこれは、陸上部女子のエースさんではありませんか」
 「エースはやめてよ、私は二番手だって」
 「二番手なら立派なエースじゃないか」
 実際、彼女はエースだ。総合の成績では振るわない我が部だが、彼女は去年の新人戦の短距離で良い結果を残している。
 「だから、そんな言い方されると照れんじゃん」
 へへ、と小さく笑いながら、人差し指で右頬を掻く彼女。照れるとこんな癖があるんだな、なんて思いながら、その様子を眺める。
 「しっかし、へばってるねー。だらしないぞ?」
 「エースさんと違って、俺はそこまで実力もやる気もありませんのでね」
 「そんな拗ねた言い方しなくてもいーじゃん」
 よっ、と小さく声を掛けながら、俺の隣に座る彼女。
 拗ねた言い方、と言われたが、別に拗ねているわけじゃない。自分を客観的に見た結果だ。そして、それに悲観しているわけでもない。
 「元々さ、少しは体力付けたいよなー、ってノリで始めただけだから。今もあっちで練習してるような人たちとは違うんだよ。そんなわけで、こうしてまったり休憩してるわけ」
 「んじゃ、私もご一緒しよっかな。あっちで練習してる人たちを眺めながら」
 「今練習してなくても、エースのあなたとは違うんです」
 「違くないよ。こうして休憩してる、同じ人間じゃないかー」
 妙に間延びした声で、そのまま俺の隣にごろんと寝転がる。声に説得力はないが、こうしてだらけてる様子を見ると、確かに同じ人間だ。
 「草場とはいえ、よく寝っ転がるね」
 「気持ちいいよー。君もやっちゃいなよ」
 その姿がやけに気持ち良さそうで、隣に仰向けになってみる。木漏れ日が少し眩しいが、草の上は思ったより少しひんやりしていて気持ちが良かった。
 「あー、スポーツドリンクが美味しいなー」
 「よく寝転がったまま飲めるな」
 「まーね。君は何か飲まないの?」
 「生憎さっきの休憩で飲み干した」
 「自販機は?」
 「あいにく金欠気味」
 「じゃあ水道か」
 「口を湿らす程度にね。あんま水道水飲むと、腹痛くなるんで」
 「ふーん、そうなんだ」
 そんな会話を最後に、しばらく無言の時が流れる。野球部がボールを打つ音、校舎から聞こえる吹奏楽部の音。我が陸上部の何人かも、練習したり記録を読み上げたりしているようだ。
 「別にさ、良いんじゃないかな」
 「ん?」
 「体力付けようと思って、それを行動に移せるだけ偉いじゃん」
 「フォローをどうも」
 「ううん、だって君さ、やる気無いとか言いつつも、大会前とか最後まで残って走りこんでたじゃん」
 「まぁ、少しは、ね」
 「部活ない日も来て走りこんでたのに、少し?」
 「……見てたのかよ」
 「まぁね」
 「その時は多分、たまたまだよ。一応、頑張る時は頑張るさ」
 「だったらそれでいいんじゃないかな。私だって頑張る時は頑張るし、頑張れない時は頑張れないし」
 よいしょ、と反動を付けて起き上がる彼女。ちょうどその時、遠くから1年生の女子が彼女を呼んでいるのが聞こえた。
 「エースは慕われてるね。後輩はみんな格好良いって話してるよ」
 「そのたまたまで、一生懸命になってた君も十分かっこよかったよ」
 振り向き様、そんな事を言われる。
 そんな返し方は予想もしていなかったので、面食らってしまった。
 一生懸命、か。
 俺も、少しは頑張れていたのか。
 「だから、そんな言い方されると照れんじゃん」
 どこか決まりの悪いのをごまかすために、彼女の照れ方を真似してみる。
 「あれ、なんか照れ方可愛いじゃん」
 「ほう、自分の仕草が可愛いと」
 「いやいや、君の照れ方の話」
 「いやいや、君の真似だから」
 「え、私そんなことしてたんだ」
 指摘されて初めて気が付いた、というような顔だった。そういうこともあるだろう。さっき彼女に言われて、自分も意外に頑張ってる時があると気が付いたように。
 「ほら、呼ばれてるよ」
 「おっと、そうだった」
 そのまま後輩のところへ走っていく彼女。
 と見せかけて、彼女はいったんこちらへ振り返った。
 「ほらっ」
 突然、何かが飛んでくる。
 何とかキャッチすると、それはさっき彼女が飲んでいたペットボトルだった。
 いきなり物を投げるなんて、危ないじゃないか。と、抗議しようとしたその時。
 「頑張ってるところ、私は見てるよ」
 「……お、おう」
 「飲み物ないんでしょ? 残りあげるから、水分補給してまた走ろうよ。今度の大会、お互い表彰台上っちゃう勢いでさっ!」
 先行くね、と、軽快に走り去っていく彼女。
 何だか不思議と、やる気と自信が湧いてきたような気がした。
 「女の子に言われちゃ、頑張らないわけにいかないよな」
 スポーツドリンクを飲み干し、グラウンドへと向かう。
 何だか、少し甘酸っぱい味がした。

Fin.

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 お粗末様でした!
 それでは、今年度も宜しくお願いいたします!
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